鹿角市十和田散策 毛馬内~大湯
8月20日(日)、鹿角市を訪れた。青森県に十和田市が出来てややこしいが、元々は十和田は鹿角の一地方の地名である。
先ずはJR花輪線十和田南駅。
十和田から三戸に至る路線計画があったが頓挫。その為に不自然なスイッチバック構造となっている。十和田湖に最も近い駅で、十和田湖観光の表玄関としてかつては急行列車が止まるなど賑わったらしい。
ここから鹿角市十和田毛馬内(けまない)へ。
「毛馬内盆踊り」は翌日から。「西馬音内盆踊り」「一日市盆踊り」とともに秋田県三大盆踊りと言われているが、「毛馬内盆踊り」だけまだ見に来たことがない。一度見てみたいものである。
盆踊り会場となる「毛馬内こもせ通り」。
通りにあったモニュメント。
ここにも菅江真澄の足跡が。
そして毛馬内にある仁叟寺ジンソウジへ。
曹洞宗 凱翁山仁叟寺
宝暦の飢饉 宝暦5~7(1755~1757)年の飢饉。主に奥羽を襲った大飢饉。
天保の大飢饉 天保4~10(1833~1839)年の大飢饉。江戸三大飢饉の一つ。全国的に飢饉が襲ったが、盛岡藩の被害は特に大きく餓死者多数。
江戸三大飢饉は享保、天明、天保の大飢饉を指すが、奥羽で特に被害が大きかったのは宝暦、天明、天保の大飢饉である。
戊辰戦争で戦死した盛岡藩士の霊が眠る。
本殿
秋田三十三観音霊場第32番札所である。
御詠歌
あな尊ふと慈悲忍辱の叟寺
身をさまざまにかわる観音
ご住職とお話しして、自然に毛馬内盆踊りに話題を振ったら、ご住職が何年か前にご覧になられた西馬音内盆踊りに話が飛んでしまった。ご住職は仕切りに西馬音内盆踊りの素晴らしさを語って下さった。確かに西馬音内盆踊りは素晴らしい。しかし毛馬内盆踊りについて語っていただきたかった。やはり自分で見に来ないとダメか。
そして国道103号線を走り毛馬内から大湯へ。
国道103号線沿い、またはその近くにホテルや旅館が並んでいた。ちょっと寄ったファミマの店員さんにお薦めの温泉を尋ねてみたところ、ホテルや旅館は宿泊客相手なので、共同浴場はどうかと薦められた。共同浴場は地域住民が利用している温泉施設で、私も各地で利用している。そんな共同浴場が大湯温泉郷には四つある。その中から紹介していただいたのが、ここ下の湯共同浴場である。
入口の自販機で入浴券を購入。まだお昼過ぎだったためか男湯は他に誰もいなかった。共同浴場なので風情はない。さほど強くないが硫黄の匂いがした。湯船からお湯が溢れていた。掛け流しのようだ。シャワーなし。蛇口は二つあり、一つは水で、もう一つは源泉の湯そのままのようだった。石鹸やシャンプーは当然ないので持参した物を使い、汗を流した。何もないけど、こうした温泉は私は好きだ。
大湯温泉 下の湯共同浴場
秋田県鹿角市十和田大湯下ノ湯13
電話なし
泉湯ホームページ
なし
泉質 ナトリウム塩化物泉
時間 6:00~21:00
料金 200円
ボディーソープ、リンスインシャンプーなし
大湯に来た目的はもちろん温泉もそうだが、大湯環状列石を見ることである。青森市で三内丸山遺跡を見学して縄文時代と縄文遺跡に関心を持つようになった。鹿角市に来た以上、大湯環状列石を見学せずには帰られない。
縄文時代は約1万5,000年-2,300年前の時代で、草創期・早期・前期・中期・後期・晩期の6期に分けられている。大湯環状列石は後期(約4,500 - 3,300年前)の配石遺跡で、特別史跡に指定されている。約130m離れて万座、野中堂の二つの環状列石から構成されており、このうち万座遺跡は直径46mあり、これは日本最大のストーンサークルである。
大湯ストーンサークル館
館内は撮影可。
スイッチを押すと、音声と映像などで冬至、春分、夏至、秋分の太陽の軌道などを表示して説明してくれる。自然と共に生きた縄文人だから、現代人とは比較にならないくらいに季節の変化には敏感だったのだろう。
縄文式土器
ここで少し勉強したあと、実際の遺跡を見ようと思ったら、閉鎖中だった。原因は熊の目撃情報。昨春、鹿角市十和田大湯で山菜タケノコ取りしていた人が熊に襲われて4人死亡、3人重傷という戦後最大の獣害事件が発生している。今年は死者こそ出ていないが怪我人、そして目撃情報も多数発生している。今年7月に大湯環状列石のそばで熊の目撃情報があり、史跡は立ち入り禁止となっていた。すっかり忘れていた。道路端から撮影。
遠くからではいまいち良くわからなかった。次回訪れるときには閉鎖解除していて欲しいものである。
大湯ストーンサークル館ホームページ
http://www.ink.or.jp/~oyusc/
秋田三十三観音霊場
第4番札所 曹洞宗梅松山雲岩寺 平成29年6月11日巡礼
第6番札所 曹洞宗三輪山久昌寺 平成29年8月6日巡礼
第8番札所 曹洞宗正法山長谷寺 平成29年5月5日巡礼
第9番札所 浄土宗横堀山正音寺 平成29年6月11日巡礼
第31番札所 曹洞宗鳳凰山玉林寺 平成29年5月3日巡礼
第32番札所 曹洞宗凱翁山仁叟寺 平成29年8月20日巡礼
第33番札所 曹洞宗岩木山信正寺 平成29年5月3日巡礼
花輪線
湯瀬温泉-八幡平・鹿角花輪・十和田南・・・・・・・大館
先ずはJR花輪線十和田南駅。
十和田から三戸に至る路線計画があったが頓挫。その為に不自然なスイッチバック構造となっている。十和田湖に最も近い駅で、十和田湖観光の表玄関としてかつては急行列車が止まるなど賑わったらしい。
ここから鹿角市十和田毛馬内(けまない)へ。
「毛馬内盆踊り」は翌日から。「西馬音内盆踊り」「一日市盆踊り」とともに秋田県三大盆踊りと言われているが、「毛馬内盆踊り」だけまだ見に来たことがない。一度見てみたいものである。
盆踊り会場となる「毛馬内こもせ通り」。
通りにあったモニュメント。
ここにも菅江真澄の足跡が。
そして毛馬内にある仁叟寺ジンソウジへ。
曹洞宗 凱翁山仁叟寺
宝暦の飢饉 宝暦5~7(1755~1757)年の飢饉。主に奥羽を襲った大飢饉。
天保の大飢饉 天保4~10(1833~1839)年の大飢饉。江戸三大飢饉の一つ。全国的に飢饉が襲ったが、盛岡藩の被害は特に大きく餓死者多数。
江戸三大飢饉は享保、天明、天保の大飢饉を指すが、奥羽で特に被害が大きかったのは宝暦、天明、天保の大飢饉である。
戊辰戦争で戦死した盛岡藩士の霊が眠る。
本殿
秋田三十三観音霊場第32番札所である。
御詠歌
あな尊ふと慈悲忍辱の叟寺
身をさまざまにかわる観音
ご住職とお話しして、自然に毛馬内盆踊りに話題を振ったら、ご住職が何年か前にご覧になられた西馬音内盆踊りに話が飛んでしまった。ご住職は仕切りに西馬音内盆踊りの素晴らしさを語って下さった。確かに西馬音内盆踊りは素晴らしい。しかし毛馬内盆踊りについて語っていただきたかった。やはり自分で見に来ないとダメか。
そして国道103号線を走り毛馬内から大湯へ。
国道103号線沿い、またはその近くにホテルや旅館が並んでいた。ちょっと寄ったファミマの店員さんにお薦めの温泉を尋ねてみたところ、ホテルや旅館は宿泊客相手なので、共同浴場はどうかと薦められた。共同浴場は地域住民が利用している温泉施設で、私も各地で利用している。そんな共同浴場が大湯温泉郷には四つある。その中から紹介していただいたのが、ここ下の湯共同浴場である。
入口の自販機で入浴券を購入。まだお昼過ぎだったためか男湯は他に誰もいなかった。共同浴場なので風情はない。さほど強くないが硫黄の匂いがした。湯船からお湯が溢れていた。掛け流しのようだ。シャワーなし。蛇口は二つあり、一つは水で、もう一つは源泉の湯そのままのようだった。石鹸やシャンプーは当然ないので持参した物を使い、汗を流した。何もないけど、こうした温泉は私は好きだ。
大湯温泉 下の湯共同浴場
秋田県鹿角市十和田大湯下ノ湯13
電話なし
泉湯ホームページ
なし
泉質 ナトリウム塩化物泉
時間 6:00~21:00
料金 200円
ボディーソープ、リンスインシャンプーなし
大湯に来た目的はもちろん温泉もそうだが、大湯環状列石を見ることである。青森市で三内丸山遺跡を見学して縄文時代と縄文遺跡に関心を持つようになった。鹿角市に来た以上、大湯環状列石を見学せずには帰られない。
縄文時代は約1万5,000年-2,300年前の時代で、草創期・早期・前期・中期・後期・晩期の6期に分けられている。大湯環状列石は後期(約4,500 - 3,300年前)の配石遺跡で、特別史跡に指定されている。約130m離れて万座、野中堂の二つの環状列石から構成されており、このうち万座遺跡は直径46mあり、これは日本最大のストーンサークルである。
大湯ストーンサークル館
館内は撮影可。
スイッチを押すと、音声と映像などで冬至、春分、夏至、秋分の太陽の軌道などを表示して説明してくれる。自然と共に生きた縄文人だから、現代人とは比較にならないくらいに季節の変化には敏感だったのだろう。
縄文式土器
ここで少し勉強したあと、実際の遺跡を見ようと思ったら、閉鎖中だった。原因は熊の目撃情報。昨春、鹿角市十和田大湯で山菜タケノコ取りしていた人が熊に襲われて4人死亡、3人重傷という戦後最大の獣害事件が発生している。今年は死者こそ出ていないが怪我人、そして目撃情報も多数発生している。今年7月に大湯環状列石のそばで熊の目撃情報があり、史跡は立ち入り禁止となっていた。すっかり忘れていた。道路端から撮影。
遠くからではいまいち良くわからなかった。次回訪れるときには閉鎖解除していて欲しいものである。
大湯ストーンサークル館ホームページ
http://www.ink.or.jp/~oyusc/
秋田三十三観音霊場
第4番札所 曹洞宗梅松山雲岩寺 平成29年6月11日巡礼
第6番札所 曹洞宗三輪山久昌寺 平成29年8月6日巡礼
第8番札所 曹洞宗正法山長谷寺 平成29年5月5日巡礼
第9番札所 浄土宗横堀山正音寺 平成29年6月11日巡礼
第31番札所 曹洞宗鳳凰山玉林寺 平成29年5月3日巡礼
第32番札所 曹洞宗凱翁山仁叟寺 平成29年8月20日巡礼
第33番札所 曹洞宗岩木山信正寺 平成29年5月3日巡礼
花輪線
湯瀬温泉-八幡平・鹿角花輪・十和田南・・・・・・・大館
この記事へのコメント
ヤヤコシイデスネ^^
熊の出没怖いですね
被害出てますからね
JR花輪線ですか。
いい感じですね。
大湯ストーンサークル館ってのがあるんですか。
これは面白そうですね~。
行ってみたいです。
源泉かけ流し
気分は最高ですね
ご住職さんのお話残念
ご自分でいらっしゃらないと駄目ですね
大湯環状列石に
クマが出るのですか
実際の遺跡を遠くに
ご覧になれただけ良かったですが
近くでみたいですね
毛馬内を訪れたのは私も初めてでして、雰囲気が気に入りました。毛馬内盆踊りは一度見てみたいと思っています。ただ週末など休日に当たらないとなかなか行かれないのが現状です。まあそのうちと思っております。盆踊りは夜なので、秋田市からの日帰りは難しいので、大湯温泉郷に一泊するのが良さそうですね。
山に入って熊と遭遇するのはわかりますが、里に出てくるのは山が食糧難なのだからでしょうかね。困ったものです。
北海道と北東北3県が連携して縄文遺跡の世界遺産登録を目指しているようで、整備も進められています。まあ私は世界遺産はあまり関心がありませんが、縄文時代そのものには歴史ロマンのようなものを感じています。せっかく北東北に住んでいるのだから、もっと色々と縄文遺跡を巡ってみようと思っております。
源泉掛け流しは贅沢ですよね。
そうですね。遠くからでも見られただけでも今回は良しですね。ストーンサークル館には遺跡の模型があったので、大体は頭に入ってます。またの機会もあると思います。
東北地方の盆踊りは、こちらの方とはちょっとグレードが違い、格調が感じられます。
共同浴場も充実しており、こんな温泉に浸かりたいものです。
遠くてなかなか行けるものじゃありませんが、完全リタイア後の夢にと思います。
私も西国、新西国の観音霊場をめぐらなくては…。
重要無形民俗文化財に指定されるような盆踊りは、やはり一味違うと思います。誇りをもって継承していって欲しいと思います。
西国三十三所は全ての三十三観音霊場の原点ですからね。是非巡礼を完成して下さいね。